現代の犬の歯の事実
キレイな歯で一見何も問題がなさそうに見えても、 実は見えないところで歯周病のリスクがどんどん広がっていることもあります。
2歳までの犬の80%が歯周病予備軍
WSAVA(世界小動物獣医師会)デンタルガイドラインによると、「2歳までの犬の80%が何らかの状態の歯周病を有する」という報告があります。

年齢と比例して歯周病になる犬が増加
アニコムグループがリリースした「家庭どうぶつ白書」によると、歯周病疾患の請求は、4~5歳ぐらいから増加が著しくなります。

歯周病になる割合が高い犬種の上位は小型犬
犬種を見てみると、歯周病の請求割合が高い犬種の上位は、いずれも小型犬であることがわかります。

歯周病リスクが高いのはどんな犬?
食生活や口の形状によって、歯周病になりやすい犬がいます。
- 口が小さい小型犬
- 短頭種
- 食生活に問題がある(甘いものを食べている等)
- 病気やストレスで免疫力が落ちている
- 病弱な犬
- 高齢犬
- 唾液量が少ない(ドライマウス)
- 歯みがきがきちんとできていない
- 成犬になっても乳歯が残っている
- 嚙み合わせが悪い
